「このまま終わらない」関大アメフット回顧

 関西学生アメリカンフットボールリーグが11月21日に閉幕。昨年入れ替え戦を回避、春には関東王者・法政大トマホークスを破った関大イーグルス。秋の戦いぶりに注目が集まったが2部降格という最悪の形に終わった。【1999年12月24日 関大タイムス=UNN】
 イーグルスのリーグ開幕戦は9月3日、鶴見緑地での近大戦。第4Qに逆転され開幕黒星スタートとなった。「この試合に勝つために練習してきたのだけど」と長谷部監督はショックを隠しきれなかった。
 この敗戦が尾を引いたのかその後イーグルスは勝ち星を挙げることができず最下位に終わり、入れ替え戦へ。その入れ替え戦で同大に17-25と惜敗し6年ぶりの2部降格となった。
 今季のイーグルスはパワー不足があらためて痛感させられた。パス獲得ヤードは631でリーグ5位。強豪・京大の653ヤードと比べてなんらそん色はない。
 しかし、ラン獲得ヤード448はリーグ最下位。7位の大産大の797ヤードに大きく差を開けられた。長谷部監督も「うちのラインは1部ではパワー不足」と嘆いていた。それを補うために春は練習の多くをウエートトレーニングに割き、その成果は関東王者・法大を破るという結果に表れた。しかし「秋をにらむと順調とは言えない」という監督の不安が的中してしまった。
 入れ替え戦後「このままでは終わりません」と力強く話した長谷部監督。今年味わった悔しさをばねに来年1部復帰を目指す。